僕はタバコを一本、吸った。

メンソールに火をつけて、テレビから流れる今日の天気予報を眺めた。

灰皿にタバコを置きかけて、恋人が今日を笑ってるかどうかを考えた。


最後の朝。

人救いのニュース。

宛のない手紙。

真っ白な煙。


今日の最高気温と最低気温を、明日にだって覚えているだろうし

今日は何を食べたのかさえ、一週間後だって覚えているだろうし

あの日の台詞を、何度だって思い出すだろう。


僕はタバコを一本、吸った。

メンソールに火をつけて、テレビから流れる今日の天気予報を眺めた。

灰皿にタバコを置きかけて、恋人が今日を笑ってるかどうかを考えた。


ポケットの中の、どうしようもない自分に、ヒトリで泣いた。


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