■は行
パー・ピープル・プー・ペイン




電車は走る。軽やかに。それを僕は見ない。
季節は君を連れ去ってしまうか。ならば僕も過ぎようか。
お気に入りの歌が流れ始めて、また何にも聴こえないフリをしている。
君が思うよりずっと軽やかなモンだよ。肩の力を抜こう。

あのリフが最高だったんだ。君も知っていたはずだよ。
忘れちまっただけだろ。あんまり忙しかったから。
それっぽい答を見付ける前に、思い出せよ。

色んな景色があるよ。色んな歌があるように。
色んな絵があって、色んな形があって、色んな人達が居たろ。

パー・ピープル・プー・ペイン。
ポップ・ミュージック。
僕のライン。ああ軽妙なリズム。

色んな景色があるよ。色んな歌があるように。
色んな絵があって、色んな形があって、色んな人達が居たろ。

パー・ピープル・プー・ペイン。
ポップ・ミュージック。
君のライン。ああ奇妙なリズム。

電車は走る。軽やかに。それを僕は見てた。
君の匂いに振り返ったけれど、そこには誰も居なかった。
夏が終わるから、このまま風が吹いて、君の悩みが溶けたら良いのにな。

パー・ピープル・プー・ペイン。
ポケット・ミュージック。
君と僕のライフ。ああ、ああ、絶妙なリズム。

電車は走る。軽やかに。それに僕は乗ろう。
電車は走る。軽やかに。それに僕は乗ろう。

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